過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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704: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/06/21(火) 22:17:01.15 ID:iQdgg21g0


そんな中には友人と待ち合わせている他校生も普通に校門前にいたりするのだが、今日はそうでもなさそうだ……。


……否。


前言を撤回させて頂こう。

誰かを待っていると思しき人物は校門前にいた。
女みたいな体型だが、目つきの悪さはチンピラ以上である。

それも一際目立つ外見だったため、校門を抜ける生徒が必ず一度は目を移らせている。
アルビノがそんなにもの珍しいのかは良く知らなかったが、興味本位の視線を浴びるのはいい加減に慣れていた。
それでも決して気分が良いとは言えなかった。

いちいちガンを放つのも面倒なのか、彼はあさっての方を見上げながらウザそうに舌打ちした。



「……ったく、何だって俺はこンなトコにまで出張ってンだか………我ながら泣けてくるぜ」



ボソリと乾いた風に向かって呟く杖をついた白髪の少年。校門を通る学生の中に彼が学園都市の最上能力者だと気づく
者はいなかった。
というか、まさかこんな中の下レベルの高校の壁に第一位の超能力者が寄り掛かってるだなんて誰が思うだろうか。


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