過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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776: ◆jPpg5.obl6[saga]
2011/07/06(水) 21:36:01.42 ID:AL7aSOPE0


この後の言葉の交わし合いのみが運命を左右する。
一方通行からは既に投げた。あとは土御門からの返事を待つしかない。

しばしの沈黙後、微笑を浮かべてすぐに土御門は声を発した。


「勘違いするなよ? 俺は“アッチ側の駒”として動いているわけではない。……中立の立場、つまり第三者側の
 立場で考えたら―――――――こうするのが一番手っ取り早い、最善の策だと踏んでいるだけさ」

「…………」

「ここまで教えれば、お前にも理解できるだろう?」

「………………“俺ひとりが犠牲になれば全て丸く収められる”、か……。確かにそォだよなァ。オマエの選択は
  何も間違っちゃいねェよ。あァ正論だ。少なくともそれで街が荒れ果てちまうよォな未来だけは回避できるだろォ
  からな。……クク」


薄く、笑う。


「下手をすれば学園都市の暗部勢力が総動員で動く事態すら起こり得る。………お前は今やそこまでの脅威として
 伸し上がっている。そうすればいずれどうなるか………。想像力に乏しくないお前なら、もう見えているはずだ」

「ククッ、あァ。まァ当然っちゃ当然だわな。現時点で残っている“学園都市の裏住民全員”が、俺の首欲しさに
 群がってくるってワケだ」

「………もしそうなってしまったら、『第三次世界大戦』以上の打撃は免れないだろうな。全てが手遅れになって
  しまう前に、ここで元凶を絶っておく必要がある」


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