過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/07/26(火) 23:40:21.94 ID:rc/cGNyJ0
「そこは超感謝する所でしょう? 助けられた身分で文句言うなんて……人として超終わってますね」
「ったく………っつかお前、今までどこに行ってたんだよ?」
「………超私用です。それよりも―――――」
薄暗い道の奥から姿を見せた絹旗最愛は浜面の苦情にも憮然とした態度だった。
すぐさま滝壺を包囲していた残党が絹旗に銃口を向ける。
しかし、絹旗の能力を持ってすれば銃などは脅威の内に入らない。
「―――――とりあえず、まずは掃除からですね」と一言呟き、演算を再開する。
ためらいもなく放たれた銃弾に怯むこともなく、一気に接近戦へと持ち込んだ。
動揺を隠せない敵兵の内の一人の懐まで難なく詰め寄り、横っ面に拳をぶち込む。
ぶっ飛ばされてビルのガラスを突き破った雑兵になどはもう目もくれず、絹旗は次の獲物に飛び掛かった。
「ひっ……!」と悲鳴を上げる雑兵の頭を鷲掴みにし、パニックに陥ったのか無駄にも関わらず銃を乱射し続けるもう一人
の方へ勢いよく投げ飛ばした。
仲良く激突した雑兵同士は、そのまま二人揃って路上駐車されている中型トラックまで低空飛行した。
トラックからの物凄い破壊音を絹旗はもう見ていない。
最後に残った一人をどう掃除しようか、じりじりと歩み寄りながら思案する。
すると、
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