過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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991: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/21(日) 18:23:34.49 ID:Zk4zZ5Rv0


(結果的にはまだ何とも言えませんが、あのクソ野郎に辿り着くのも時間の問題………。第一位に接触される前にカタをつけたい
 ところですね……)


麦野たちには未だ明かしていない、黒夜との因縁に瞳の奥が燃える。


(そうですよ……。あんなヤツが束ね役の時点で、それほど恐れるような組織じゃない。第一位の力なんか借りるまでもないんです!
 だいたい、最初から私は反対だった……。これは私達『アイテム』の問題です! 第一位や座標地点なんざ、お呼びじゃないんですよ!)


手すりに力が込められ、めりっ……という鈍い音と同時に手を乗せていた部分がへこんだ。


(麦野が何を考えてるかは超知りませんけど、この件は私が一人で片付けてみせます! 誰かの助けなんて……いらない)


物憂げな表情を浮かべながら屋上を去る絹旗。
風はそんな彼女を後押しするように強く流れ続けていた。



―――



「まさか昨日の今日とはねぇ……。まぁ、誘ったのも私だし? 返事が早い分には有り難いんだけどさぁ……」

「あら? 何かご不満かしら? こう見えても決断は早い方ですのよ」


小洒落た喫茶店に常盤台中学の制服を着た少女と、イルカのビニール人形を持参したパンク系少女という少々異様な組み合わせ。
パンク系もとい黒夜海鳥は紅茶を啜りつつ訝しげな顔で相席者を見つめた。



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