過去ログ - フィアンマ「これがあの男が命を懸けて救った世界、か」
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213:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/08/26(金) 22:44:38.96 ID:QED9L2bao

「下衆に節度を求めても仕方無いが、霊装の調整もまだだというのに」

「それ以前に貴方は眠そうね。少し仮眠した方がいいんじゃないかしら?」

「構わん。そんな悠長なことは言ってられんだろう。それで、戦場はどこだ」

「いや、嬢ちゃんの言うとおりお前さんはしんがりだ」

「出し惜しみなんぞしている場合か?」

「逆だ。万全で来てくれってことだよ」

 フィアンマ等が話している間も、建物の中はあわただしく人々が歩きまわっている。
 老人は合間に指示を飛ばしながらも会話を続ける。

「正直なところ、真正面から奴らとぶつかって押し勝てるような戦力は無いんでな」

「やはりロシア成教では手が出し辛いようなので、ローマ正教の方に協力を仰いでいたのですが」

「まあ、流石にこうも早く動かれちゃあ間に合わねえ。だから、言っちまえばお前さんだけが頼りだ」

「……そこまで頼られてもな」

「まあ、私達も頑張ってはみるけれど。さしずめ貴方はジョーカーといったところね」

「いや何で君が頑張るんだ。今回は偵察じゃあ無いんだから、君は留守番だよ」



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