過去ログ - フィアンマ「これがあの男が命を懸けて救った世界、か」
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86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/04/28(木) 03:37:40.48 ID:vlfBvtn50

「嫌だったので大喧嘩して逃げてきました」

「短絡的だな」

 が、そこで少女は唐突に立ち止まり、

「チッ、またか……ですわ」

 再びフィアンマは床に伏せさせられる。
 同時に店内に無数の銃弾が飛来し、窓ガラスは割れ商品は弾け店員は悲鳴を上げてしゃがみ込んだ。

「……それで、家出如きで何故ここまで撃たれるんだ」

「うーん、出る際に父上を半殺しにしたのがまずかったのでしょうか?」

「普通にまずいだろう、俺様も似たようなことをやったことはあるが」

「チイッ、器の小さいジジイですこと!」

 掃射が止むのを待たずに、少女は再び懐から取り出したものを店外へ投げた。
 目を閉じて耳を塞いだので、フィアンマもそれに習う。
 直後に、閃光と轟音。スタングレネードの類だろう。

「そういうものを使うときは一声掛けろ」

「あら、ごめんあそばせ」



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