29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/03/24(木) 22:45:16.08 ID:VM0nDOuDo
上条「……!!お前、その右手……」
フィアンマ「気にするな、お前が気にするようなことではない」
フィアンマ「それよりも佐天涙子。いい加減に俺様を呼んだ理由とやらを話してもらおうか」
佐天「そうですね、この学園都市の統括理事長アレイスター打倒への計画をお話します」
一方通行「ちょっと待て」
佐天「はい?」
一方通行「……正確な数は分からねェが学園都市中に5000万だか滞空回線ってヤツが散布されてンだが」
一方通行「つまりこの学園都市のどこでコソコソしよォが、計画なンざ筒抜けなワケだが──」
佐天「それは重々承知です。それにあたしがアレイスターの計画を知っていることをアレイスターも知ってますし」
一方通行「何?どォいう事だ」
佐天「まぁあっちの情報収集能力は、こっちとは比べ物にならないという事でしょう」
佐天「さて、今から説明をはじめようと思います」
佐天「──当麻さん、一方通行さんはご自身の能力とは別に『違う方向性』のモノを感じたことはありますか?」
上条「…………」
一方通行「──、」
佐天「それは恐らく人には及び知れない力、この世界ではありえない力です」
佐天「そんな力が、あたしたち人という器に入るという事は本来ありえないことです」
佐天「その力は神話などに登場するような『神の力』というモノです」
佐天「まぁ神の力の一端というか……」
佐天「あたし達の力を何らかの形で利用して、アレイスターは人のさらに上の存在へなろうとしてます」
フィアンマ「眉唾ものだが、成る程な」
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