過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/26(土) 14:45:22.82 ID:X5AOPpqso

 もし上条当麻が、現在の彼のように人とは違う数奇な運命を辿ったのではなく、ごく普通の日本人として日本で育ち日本の学校に通い、平凡な高校生として過ごしていたのなら、少女の言葉に深い溜め息を吐き、

「何を馬鹿な」

 と斬って捨てた事だろう。

 しかし、上条当麻は知ってしまっている。
 この世には、裏の世界が存在している事を。
 皆が事件もなくつまらない、平和な日常を送っているすぐ一つ裏の路地では、血が流れ、骨が砕かれ、肉を焼かれる暗闇が存在する事を。
 生まれ付き稀有な右手を持っている上条でも、つい数年前までは想像さえしていなかった。
 しかし今、彼はオカルトという世界に足を踏み入れ、見習いのペーペーという立場ではあるけれど、少なくとも腰の辺りまではどっぷりと浸かり、最早簡単に抜け出す事は出来ないであろう位には非日常に染まりきっている。

 だから、彼は、自嘲するように微笑み、しかしまっすぐこちらを見て目を逸らさない少女の視線を受け止め、見つめ返して言った。




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