過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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507:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/14(火) 00:39:00.21 ID:bkJDEol4o

「こういうのなんていうんだっけ……。えっと、”ヤクビョーガミ”?」

 はぁ、と溜め息を吐きながらシェリーが自分でも良く分からない呟きをこぼした。

以下略



508:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/14(火) 00:42:26.20 ID:bkJDEol4o

――カツン、と金属が石畳を叩く音が響く。

 知らず口腔内に溜まっていた唾を飲み下し、上条は力の抜けそうな全身に喝を入れるかのように、右手を強く握り締めた。

以下略



509:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/14(火) 00:51:31.66 ID:bkJDEol4o

「あァ、そっか」

 一方通行の顔が微かに歪み、上条を見る目に色が宿った。
 それだけで上条の全身から力が抜けそうになり、ぐらりと平衡感覚が崩れる。
以下略



510:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/14(火) 00:56:01.19 ID:bkJDEol4o

「上条当麻、だったか」

 ゆらり、と陽炎のように、一方通行は佇んでいた。

以下略



511:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/14(火) 00:57:57.74 ID:bkJDEol4o

 この期に及んでも、上条の心は恐怖に囚われていた。
 空気にさらされた肌は例外なく粟立ち、その癖汗はとめどなく噴出し続けている。

 肌は凍え、思考は溶け出し、身体は細かく震えてろくに動かせない。
以下略



512:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/14(火) 01:01:55.99 ID:bkJDEol4o

 いつの間にか天頂へと差し掛かっていた太陽が薄い雲越しに路地を照らし出していた。
 しかし上条とってそこは、まるで暗く重い闇の汚泥に満たされた――冷たく深い、沼の底そのものだった。


以下略



513:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/14(火) 01:05:52.62 ID:bkJDEol4o

「何考えこンでるンだか知らねェけどよォ……」

 心底どうでもいい、といった調子で、一方通行が呟いた。

以下略



514: ◆MDOfmX8bYE[saga sage]
2011/06/14(火) 01:10:07.28 ID:bkJDEol4o
以上です

うん、前回バトルシーンがどうの言っておきながら結局バトル始まりませんでした
次からは本当にバトルシーンです、ハイ
ホント毎回長らくお待たせして申し訳ないです、ハイ
以下略



515:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/06/14(火) 01:11:30.39 ID:OCEVugwm0

待っていた

さて、二人の戦いがどのようになるのか?
非常に期待


516:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2011/06/14(火) 01:14:25.30 ID:EYvtYqBEo
上条vs一方通行で上条さん負けるパターンとか見た事ねぇな、引き分けとかならあるけど


517:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/06/14(火) 01:14:52.66 ID:wso063hJo
おつおつ
学園都市は美琴を回収して何をさせようってのか


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