過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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2011/07/08(金) 00:17:25.62 ID:HqcNoQWco
え
540
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2011/07/08(金) 00:18:01.13 ID:NpuZOMhNo
「あァ? 焦ってちょっと加減間違えたか?」
苦笑交じりに頭をガリガリと掻き、一方通行は動かなくなった上条の元に歩み寄る。
如何にもめんどくさそうに、軽い溜め息を吐きながら。
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541
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2011/07/08(金) 00:19:28.35 ID:NpuZOMhNo
「ふン……、でもこのまま放っておくのもやべェかも知れねェしな……。ったく、クソ面倒臭ェ」
そのまま一方通行が爪先で上条の肩口をつつくと、ふわりと上条の上半身が持ち上がった。その顔を片手で掴み、腕一本で上条の体をぶら下げるように持つ。
華奢で、まるで骨の上に薄い皮を被せただけに見える細いその腕は、とても人一人を支える事など出来そうにないにも関わらず、たった一本で軽々と上条の身体を掴み上げている。
以下略
542
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2011/07/08(金) 00:20:44.85 ID:NpuZOMhNo
「よォ、おはようさン」
それは、目覚めの光景としては最悪の、最凶の微笑。
以下略
543
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2011/07/08(金) 00:22:38.65 ID:NpuZOMhNo
「…………ハ?」
一方通行がその現象を理解するより早く。
思わず正面からその目を、左手で掴み上げたその男の鋭い眼光を目にした時には既に遅く。
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544
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2011/07/08(金) 00:24:07.09 ID:NpuZOMhNo
一方通行には、最初から相手を殺す気も必要以上に痛めつけるつもりもさらさら無かった。
つまり、一言で言えば、彼は相手を舐めてかかっていた。
対して、上条は相手の強さを、彼我の絶望的なまでの力量差を自覚していた。
以下略
545
:
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2011/07/08(金) 00:25:12.62 ID:NpuZOMhNo
重い、重い一撃を顔面に深く刻み込まれた一方通行は、砂埃を撒き散らしながら石畳の上を転がり、その華奢な体を路地の壁に強く叩き付けられた。
「ぐ、ァ、がは……、ッ!」
以下略
546
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[saga]
2011/07/08(金) 00:26:24.66 ID:NpuZOMhNo
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547
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[saga]
2011/07/08(金) 00:28:01.69 ID:NpuZOMhNo
「そう……なん、だ……」
「……、お姉様……」
以下略
548
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[saga !red_res]
2011/07/08(金) 00:28:56.06 ID:NpuZOMhNo
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