過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/27(日) 21:06:42.50 ID:/Fwu0hYwo

「ふーん、そっか。心配してくれてありがと」

 クスリ、と笑う美琴に食い下がろうとする上条だが。

「でもね」

 バチッ、と美琴の前髪から蒼白い閃光が迸る。次の瞬間、それは上条が伸ばしかけた右手に吸い込まれ、パキン、と乾いた音を立てて消滅した。

「この通り、私はただのか弱い女の子じゃないわ。だからご心配無用」

「で、でもよ……」

「あ、そうだ」

 何かを思い出した美琴はドアに向いていた体をクルリと上条に向け直し、ニッコリと笑いながらチョイチョイと手招きをして見せた。

「ちょいとアンタ、顔貸しなさいよ」

「? なんだ?」

「いいから、美琴さんからの最後のお礼よん♪」

「良く分からないけど……こうか?」

「そうそう、ちょっと右向いてー。うんうんそんな感じそんな感じ」

「…………?」




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