過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9
1- 20
209:122
2011/04/01(金) 06:12:05.71 ID:Oj9UyXtR0
………悪いことをした…かな? 明日謝るか、パーティーなんだから
…たの……しく…やらない…と…な。
俺は薄れていく意識の中でそう決めた。


ジリリリリンッ ジリリリリンッ ジリリリリンッ

……朝か、桐乃に謝ってから学校行くか。まずするべきことは1つ

ジリリrカチッ

目覚ましを止めることだ。
余談だがこの目覚まし時計は俺が小学校にあがる年のクリスマスに
もらったものなんだ。この目覚ましじゃないと何だかよく起きれなくてだな?
え?どうでもいい?まぁそれもそうだな。俺もこんな話を長々と続けるつもりはないけどよ。
………?
自分の部屋を見回し俺はなぜか違和感を感じた。その違和感の正体を
探ろうとしたが朝食の用意ができたようなので、俺はすばやく着替えをすませ、リビングへ向かった。

そこに桐乃はいなかった……特に珍しいことじゃない部活の朝練があったのだろう。
俺はあまり気にせず、黙々と飯をほうばった。
いつもなら、お袋が俺と桐乃を比べた嫌味の1つでも言ってくるのだが、
今日はそれがなく極めて爽快な朝を迎えることができた。

「いってきます」

俺は自宅を出て高校へと向かった。



「よっ、麻奈実」
「あっおはよう京ちゃん」

ああそうだ、ねぇとは思う一応確認しとくか。

「来週のクリスマスイブ空いてるか?」
「くりすます? もっもしかしてでで、でーとのお誘い!? 」

麻奈実は顔を真っ赤にしている。もしかして…………これは…風邪か?

「大丈夫か?顔赤いぞ熱でもあるんじゃないか? それとデートじゃなくて桐乃
やあやせ達とパーティーをしようって話になってな?お前もどうだ?」

なんだ?なんかものすごく不思議そうな目でこっちを見てやがる。どうしたんだ?

「京ちゃん、あやせちゃんと知り合いなの? 」
「へ?」

思わず間抜けな声をだしちまった。お婆ちゃーんボケるのはさすがにはやすぎるんじゃないかな?

「それと桐乃ちゃんって誰?」

おいおいマジで大丈夫かよ麻奈実?こりゃまちがいなく熱があるな。
「桐乃は桐乃俺の妹だろうが? その親友の新垣あやせは俺がお前に紹介してやったんだろ? 
お前まじで熱があるんじゃねーの? 」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/717.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice