過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9
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◆lI.F30NTlM
[sage saga]
2011/04/17(日) 02:55:27.45 ID:pVsyXH1Eo
京介「桐乃がオタク趣味を通じて得た友達だ。これは、憚らなきゃならないようなもんか?」
親父「……」
『桐乃さんが本音をぶつけ合える友達と撮った写真です。そこには、とても微笑ましい光景が収められていました』
京介「学校での成績も、モデルとしての実績も、この友達も、全部桐乃が得たものだ。全部があって『高坂桐乃』なんだ!
これを見て、まだアイツの趣味を認めねえってほざくんなら……! 桐乃の代わりに俺が親父をぶっ飛ばすぜ!?
なんも知らねぇくせに、テキトー言ってんじゃねえよ!」
親父「……おまえの話は分かった」
『さすがのお父様も、これには参ったようです』
親父「くだらんと言ったのは、ひとまず取り消してやる。確かに俺は、何も知らん。偏見でものを言ったことは、認める。
いいだろう。おまえに免じて桐乃の趣味を許してやってもいい。……ただし一部だけだ」
『しかし、これで全てが解決したわけではありません』
親父「あのケースに入っていたような、いかがわしい代物は許すわけにはいかん。18禁という表記の意味を考えろ」
『そう。桐乃さんは、18禁ものの妹ゲーをこよなく愛しているのです。お父様も、この趣味を認めるわけにはいきませんでした。さて、匠が取った行動は……』
京介「……あれは、俺の持ち物だ。桐乃にパソコン借りてやってたんだ!」
親父「……ほ、ほほう。……お、おま、おまえは妹の部屋で、妹のパソコンを使って、妹にいかがわしいことをするゲームをやっていたというんだな?」
『匠の突然の告白に、お父様は阿修羅の如くお怒りです』
京介「超面白かったぜ! 俺はなあ、アニメも、エロゲーも、超・大・好き・だぁ――――――っ! 愛していると言ってもいいね! こいつを捨てられたら、
俺は俺じゃなくなっちまうんだよ! エロゲーは俺の魂なんだよ……っ!」
『匠の絶叫が、高坂家のリビングに木霊します。この無理しかない言い訳を、お父様はどう受け取るのでしょうか?』
親父「こ、この……この……バカ息子が!! 勝手にしろ!! 俺はもう知らん!!」
『なんということでしょう。匠に鉄拳を制裁し、怒りの言葉を吐き捨てていきました。それだけしかしなかったのです』
『こうして、匠の奇策により、桐乃さんの趣味は守られました。何一つ失うことなく』
桐乃「どうなることかと思いましたが、こうしてあたしの趣味は守られました。匠には感謝しています」
『大改造!!劇的ビフォーアフター。次回もお楽しみに』
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