過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9
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◆Neko./AmS6
[sage saga]
2011/04/17(日) 20:48:19.42 ID:tbBN9wvGo
俺たち三人は、地面の柔らかそうな芝生の生えた場所へと移動し、何度も手順を確かめた。
万が一にも失敗して、ブリジットが怪我でもしたら大変なことになるからな。
先ず初めに、俺は両膝を地面に着けてからブリジットの腰の辺りに手をやった。
そして、あやせは俺の背後に立って、ブリジットが頭から落ちないように身構えて準備した。
「ところでさぁ、ブリジットちゃん、おまえミニスカートだけどいいのか?」
「えっ、あっ、はい、ステージ用のパンツを穿いていますから大丈夫です」
「あっ、そうなんだ」
「お兄さんっ、真面目にやってください。……ほんとに変態なんだから」
あやせに頭を叩かれながらも、気を取り直して先ずは一回目。
さすがにブリジットは運動神経がいいのか、上手く俺とのタイミングを見計らって、
体重を移動させながら俺の両手に自らの身体を乗せてきた。
「うっ、こ、こうしてみると、なんとか出来ねえこともねえが……
ブリジットちゃん、体重は幾つだ?」
「は、は、はいっ、よ、四十三キロです。……ご、ごめんなさいマネージャーさん」
「ま、まあ、それほど重くもねえか。……で、どうよあやせ、ブリジットちゃんの様子は」
「うーん、そうですね。悪くはないんですが、少し頭が下がってるかなぁ」
あやせの指導の下、俺とブリジットは何度もリフトを繰り返した。
しかし、ようやく形も様になってきたところで、あやせが飛んでもねえことを言い出した。
「この高さなら、それほど問題は無いようですね。
でも、実際のステージではもっと高い位置でやるんですよ。
お兄さん、今度は立ったままの位置で、ブリジットちゃんをリフトしてみてください」
「あやせって、可愛い顔して飛んでもねえことを平然と言うのな、分かっちゃいたけどさ」
どうせ俺が拒否したところで、あやせは一度言い出したら許してくれそうにもねえし、
ブリジットはブリジットで澄んだ瞳でまた俺を見つめることが眼に見えてたしな。
俺は無駄な抵抗は諦めて何度か屈伸運動を繰り返してからしゃがみ込むと、
ブリジットの腰を両手でガッチリと掴んだ。
もう、どうなっても知らねえからな。
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