38:1[saga]
2011/04/09(土) 23:48:04.01 ID:uI4KZoPAO
――――
亜弥「……それからくまさんは、みんなとなかよくすごしました……っと。おしまいおしまい」
パタリ、と彼女は絵本を閉じる。
タイトルは『きんたろう』だった
満足そうな顔の彼女。
お好みのハッピーエンドだったのだろうか。
亜弥「んふー」
やはりご機嫌のようだ。
日課の朝の読書を終え、彼女は服を着替え始めた。
外出の準備をしている辺り、今日のランチは外食だろう。
亜弥「おサイフもったケータイもったIDもった……よーし、いってきます!」
靴にトントンと踵を入れて、彼女は玄関から飛び出した。
主の外出を見送る様に、オートロックが閉まる音が静かな廊下に響いた。
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