過去ログ - 上条「ようパリパリ」麦野「パリパリ言うな!」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/01(金) 09:21:16.26 ID:IZxHVl5N0
その答えを聞いた麦野は眉を顰める、明らかに嘘を吐いている。

麦野「舐めてんのか?」

先ほどよりもイライラした様子で呟いた麦野は更に言葉を紡ぐ。

麦野「レベル0如きが何でアレを打ち消せるんだ?嘘吐くんならもう少しマシな嘘つけよ」

さっきより明らかに口が悪くなった麦野に若干たじろぎながらも、上条は説明を始める。

上条「え、えっと…超能力かどうかは知らんが、俺の右手には昔から不思議な力が宿っててな」

上条は右手をそっと上げるとゆっくりと握り、説明を続ける。

上条「あらゆる異能の力を問答無用で打ち消せるんだ、それが例えレベル5の能力でもな」

麦野「ふーん、そう」

興味なさげに呟いた麦野はすかさず原子崩しを上条の右手に叩き込む。
ばればれの嘘をつくとどうなるか、それを身をもって教えるために。

上条「うお!」

しかし、結果は麦野の思い通りにならなかった、穴が開くと思っていた右手には傷一つない。
それどころか光線が軌跡すら残さず、完璧に消えうせていた、まるで最初から存在してなかったかのように。

麦野「なっ…!」

上条「えーと、あいつらもどっかいったし俺ももう帰るぞ?」

驚きの声を漏らす麦野に対し、上条は特に驚いた様子を見せずに、その場を立ち去る。
麦野はそんな彼を追いかけるでもなく、まだ立ち尽くしている。
上条は少し歩いたところで、何かを思い出したように麦野のほうを振り返り、声を掛ける。

上条「言い忘れてたけどさ、サバ読むんだったらもう少し控えめな年齢にしたほうがいいぞ」

麦野(プチッ)

麦野の中の大事なものがブチ切れる。
その日、上条当麻は初めて人生を諦めかける事になる、同情の余地は一片たりとも無いが。

上条「不幸だー!」

麦野「コロスマジコロスミンチニシテコロス[余りにも汚い言葉の為削除されました。]ブチ、コロ」


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