過去ログ - 少女「私が……魔王?」
1- 20
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[saga]
2011/03/28(月) 23:51:50.56 ID:Y4tf1Tbwo

少女「そ、そうだっ。少年君に手を出しちゃだめっ!」

竜王「ですが魔王様、あ奴は我等の仇敵。成長する前に殺しておきませんと、必ずや我々、いや、魔王様にまで害を及ぼします」

少女「でも、少年君はダメっ!」アセアセ

メイド長「魔王様は勇者に対して恋心を抱いておられるのですね」

少女「そそそそそそそそそんなのじゃなくてっ」アワワワ

海王「わかりやすいな、おい」

獣王「前勇者の野郎、ここまで計画してやがったな」

竜王「その可能性は高いだろう。狡猾な男だったからな」

メイド長「ですが、吸血鬼が既に向かっておりますので、呼び戻す事は……」

少女「うぅぅぅぅ……でも、ダメなのっ!!」ビリビリビリ

獣王「うぉっ!」

竜王「ぐっ」

海王「なんて強い波動……」

メイド長「っ」ドサッ

少女「メイド長さん!?」

獣王「魔王様の波動をモロに浴びて失神しちまったんでさ」

少女「そんな……」

海王「魔王様としてのお力が少しずつお戻りになっているのですね。喜ばしい事です」

少女「ヤだ……」

竜王「記憶が戻るのもそう遠くなさそうですね」

少女「ヤだよぅ。お家に帰りたいよぅ……」

メイド長「う……」

獣王「おう、気づいたか。大丈夫か?」

メイド長「油断していました」

少女「メイド長さん大丈夫ですか? ごめんなさい」

メイド長「お気になさらないでください。魔王様にお力が戻っているのは良い兆候ですから」ニコッ

少女「うー、と、とりあえず、吸血鬼さんに連絡を取ってください」

海王「とはいえ、その方法がありません」

少女「携帯とかは?」

獣王「ケータイって何だ?」

竜王「魔法の一種なのか?」

少女「えっと、メールとか?」

海皇「メールというと、手紙でしょうか?」

少女「うわぁ、色々違うんだ……えっと、すぐに連絡を取る方法は本当にないんですか?」

メイド長「前魔王様は念話を使っておられましたが」

少女「念話?」

竜王「魔力波動を利用して遠く離れた者と連絡を取る手段なのですが、離れれば離れる程消費する魔力が多くなるので、魔王様にしか使えない術とも言われております」

少女「どうやるんですか?」

獣王「どうやる、ってなぁ」ポリポリ


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
198Res/210.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice