100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/19(火) 11:46:51.34 ID:OkNw2zNMo
デグラは続ける。
「あの時、一番練度で劣ったオウルは自分の強みを生かした。
すなわち、自分に強力な味方がいることを、だ」
「……なるほど、それが俺か」
「自分では敵わない相手はお前に任せ、お前の技量に注目させる」
「そして、俺に奴らの注目が集まったところで自分はその隙を狙う、って寸法か」
相棒の横目視線がより厳しく鋭くなった。
「はは……」
笑ってごまかそうとするが、失敗したようだ。
「俺を利用したわけだ」
「ごめん」
「別にいいぜ、アイボウだしな」
露骨な嫌味口調。
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