過去ログ - 騎士見習い「もう疲れたよ……」
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230:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sagesaga]
2011/05/24(火) 21:42:37.22 ID:IDOBMmceo

「野郎ども、ずらかるぞ!」

 野太い声が響き渡る。同時に、強盗たちが馬車に飛び乗った。

以下略



231:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sagesaga]
2011/05/24(火) 21:45:41.01 ID:IDOBMmceo

「アデルさん!」

 右手に長剣、左手に何やら白い布のようなものを携えた彼は、特にどうということもなく迫りくる馬車を見据えた。
 確かに恵まれた体躯である。だがそれでもその何倍もの質量をもつ馬車を止めるにはほど遠い。
以下略



232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sagesaga]
2011/05/24(火) 21:46:12.65 ID:IDOBMmceo

 to be continued...



233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)[sage]
2011/05/25(水) 20:12:17.67 ID:D+YQJ8f/o
乙です
魔術技能士って魔術師の一種だろうか


234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/27(金) 21:47:16.64 ID:qKW626njo

 魔術技能士。それは構成陣を理解し、力を行使する者たちの名である。
 単純に魔術士と呼ばれないのは、魔術というものが個人の特別な資質によるものでないことに由来する。
 構成陣を精密に描画することができれば、理論上誰にでも行使できるのが魔術だ。

以下略



235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/27(金) 21:48:01.64 ID:qKW626njo

「魔術騎士による知識供与、でしたっけ?」

 ウィリアムはスープの器を引き寄せながらつぶやいた。

以下略



236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/27(金) 21:49:03.81 ID:qKW626njo

 昼食を終えて部屋に戻ったウィリアムは、ベッドに腰掛けて本を開いた。
 二日前の襲撃。あれから強盗たちの気配はない。
 警戒を強めた都市に二度も襲撃を掛けられないというのが実情だろう。
 ウィリアムたちも昨日程の警戒はしていなかった。
以下略



237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/27(金) 21:50:01.19 ID:qKW626njo

 特に大きな引っかかりではない。
 それでもその違和感は頭からはがれおちてはくれなかった。

「ま、そういうわけで」
以下略



238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/27(金) 21:50:38.96 ID:qKW626njo

 to be continued...



239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)[sage]
2011/05/28(土) 21:48:16.00 ID:gWcW8hQ3o
乙です
国家資格なのかな?この世界の魔術師の総称って感じか
ウィリアムに気付かれるまで部屋の前をうろうろしてたりしたんだろうか


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