280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/29(金) 19:59:54.14 ID:1KMaV15Ro
「だから僕たちは、僕たちの国は、あなた方を丸ごと受け入れます。
あなたたちの罪科を水に流し、あなたたちに働き口を与えましょう」
どよめき。先ほどとは種類の違うそれ。
「嫌とは言わせません」
強盗の頭を示す。
「ここで頷いてもらえなければ、解毒剤はなしです」
言葉を切った。
「……」
強盗たちの困惑の気配が感じられた。
当然だろう。"美味い話すぎる"のだ。
普通にこの条件を提示すれば、警戒されてしまう。
だから呑まざるをえない状況に持ってきた。
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