過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[saga]
2011/08/01(月) 02:28:46.93 ID:3qc98QwTo
もう動かない魔力ではずの強引に身体は、魔力で動かしているんだ。
突き飛ばされブレた隅には映っていた視界。そのままマミさん崩れ落ちるマミさん。
狂った聴覚を刺激する狂った言葉が狂った波長で狂った……狂った。
「は や く に げ な さ 」
重い一撃が襲いかかる。
朦朧とした視界で、異常な光景に異常な目が慣れてきてた。
私は小学生の頃、クラスの悪い男の子たちが路上に空き缶を置いて、
トラックが踏み潰したり吹き飛ばしたりするのを面白がっていたのを思い出してた。
今のマミさんは空き缶なんだ。丸腰で動くこともできずにいる。
吹き飛ばされてきたマミさんに巻き込まれて私は地面に叩きつけられ、何度も転がって。
一緒に沈み込んでいく。空き缶といっしょだ。私も空き缶なんだ。
まどか「ごほっ、ごほっ、ごはっ……はうっあはははは」
口の中に大量の異物が入りこみ私は躊躇わず思い切りよく吐いた。
吐瀉物は真っ赤なマミさんの血に染まってた。
QB「マミ、無茶苦茶だよ。まどか、君だってこんなの見てられないだろう?」
続く使い魔の一撃で薙ぎ倒される。
まどか「もう、おわりだねまみさん、えへへへへ」
QB「ああ、なんてことだ」
狂った狂った狂った狂った狂った狂った狂った狂った狂った狂った
狂った狂った狂った狂った狂った狂った狂った狂った狂った狂った
まどか「――だめだよおおおおおおおおお!!」
意味もなく叫ぶ。爽快だった。
そして、もはや身動きもしないマミさんに最後の一撃が迫り、
私は血と嘔吐にまみれたぐちゃぐちゃな視界に、最期を見ていた。
見ているだけだった。
全部、”大爆発”するのを見ているだけだった。
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