過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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731:[saga]
2011/11/23(水) 10:53:30.13 ID:baj118OAo
先生「アイデンティティーは一般に自我同一性と訳され、それが達成されないと、
自分が何者で、何をしたいのかがわからない、という同一性拡散の危機に……」

ほむら「……」

以下略



732:[saga]
2011/11/23(水) 11:02:40.72 ID:baj118OAo
さやか「ほむらー、早く行くよ! 杏子の奴どうせ超はやく来てんだから!」

まどか「あ、私はマミさんとこ行ってくるから」

さやか「マミさんのこと任せっきりでごめんね」
以下略



733:[saga]
2011/11/23(水) 11:13:39.89 ID:baj118OAo
道路幅は2メートル弱しかなく、両側から押しつぶすように壁が迫っていた。
マンホールの中からくぐもった流水の音が聞こえ、ゴミの腐臭に軽くむせる。

仁美「……こんなところでいったい何の話ですの?」

以下略



734:[saga]
2011/11/23(水) 11:19:19.45 ID:baj118OAo
ゴミ捨て場に放置された台車の下から野良猫がひょっこりと顔を出す。
沈黙の中、とおく大通りの方からバイクのエンジン音が長く響き渡った。

仁美「聞き捨てなりません……」

以下略



735:[saga]
2011/11/23(水) 11:24:50.28 ID:baj118OAo
ほむら「ええ……嫌というほどに」

仁美「……なら、わかるでしょう。彼女に事実を伝えてしまうのが、どれほど重いことか」

言って、しかし仁美は不意に顔を背けた。横を向いて一歩、二歩。
以下略



736:[saga]
2011/11/23(水) 11:28:59.91 ID:baj118OAo
仁美「ちょっと、手を離してください」

つま先立ちになり、のけぞった体勢になる。
鞄が汚い地面に力なく落ちた。ほむらは意に介さない。

以下略



737:[saga]
2011/11/23(水) 11:48:25.54 ID:baj118OAo
〜さやか視点〜

さやか「おい! 何やってんだよ!」

視界に飛び込んだ光景に向かってあたしの声が、一直線に貫く。
以下略



738:[saga]
2011/11/23(水) 11:51:48.31 ID:baj118OAo
さやか「おせっかいなら、やめてくれる!?」

ほむら「別に、あなたのためじゃない」

あたしのためじゃない? なら……。
以下略



739:[saga]
2011/11/23(水) 11:54:00.94 ID:baj118OAo
ほむら「もう心置きなくやれる。まどかにまた振り向いてもらうためなら。
私はこいつにどんなことでもできるわ」

ほむら「さやか、私はあなたのこと、友達だと思ってるけど、
邪魔するなら、今はあなたにだって容赦しないわよ」
以下略



740:[sage]
2011/11/23(水) 11:55:20.51 ID:baj118OAo
午前分終了 できれば深夜にも投下します


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