過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
↓
1-
覧
板
20
909
:
1
[saga]
2012/03/31(土) 14:37:24.03 ID:qtk7+BAFo
マミさんはぴくりと眉を上げた。紅茶のカップに口をつけて、
「本人だもの」
まどか「……マミさんはどこにいるの!」
そのマミさんは「あら、早いのね」と呟くと、ふっと視線を落とし、悲しそうな顔をした。
使い魔「彼女はね、死んでしまったの」
まどか「……ウ、ウソつき!」
使い魔「ウソかも。でも……本当かもしれないよ?」
彼女はいたずらっぽくウィンクしてみせると、胸の前に手を当てて、マスケットを取り出した。
よくマミさんがやっていたように、くるくると回転させて弄んでから、ピタリと銃口を合わせる。
使い魔「なにせ彼女、いま"コレ"が使えないみたいなんだもの」
まどか「どうしてマミさんの真似するの?」
使い魔「彼女が美しいからよ。だから私が、それをもらうの」
使い魔「もうもらったから、だから本物はいらないの。そして、なぜか取り込めないあなたも……」
使い魔「――いらないわ」
私と銃口の距離は1メートル弱。でも、不思議と恐怖はなかった。
その使い魔マミさんは、端正な顔を歪めて笑って、私を見て舌舐めずりしていた。
黙っていれば全く見分けがつかない程だけど、本物のマミさんはこんな表情はしない。
まどか「撃てるんですか」
まどか「本物のマミさんは今、鉄砲使えないのに」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
982Res/646.54 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1301456309/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice