過去ログ - キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 2
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/04/05(火) 22:46:27.20 ID:IFX5FSTFo
10日目 後編


―――英国 バッキンガム宮殿  回廊 13:10


上条当麻はキャーリサの手をとったまま彼女の部屋を出たところだった。
そこで廊下を警戒しつつ待っていたアックアと土御門。
二人と合流し、次に向かうポイントはバッキンガム宮殿の西側に存在する庭園だった。


上条「よし、行くぞ土御門」


もはやキャーリサから離れまいと固く決意を込めた上条が力強くそう言う。


土御門「お二人さん、もう準備はいいのかにゃー」


その様子を見て土御門が口元に愉快そうな笑みを浮かべて問いかけてきた。
キャーリサが首肯する。


キャーリサ「手間をかけてすまないの。まさかお前達まで一緒にいるとはな」

土御門「カミやんがどうしてもキャーリサを助けに行くって言って聞かないからにゃー。
     一人よりは成功率が上がるだろ?」


土御門のその言葉を聞いてキャーリサの頬にほんのり赤みが差した。


キャーリサ「ん……そ、そーか。とーまがそんなことをな……」


コホンと咳払いをし、キャーリサは上条にチラリと視線を送った。


上条「?」


その視線の意味が分からず首を傾げる上条。
そんな二人の様子を見て土御門がくつくつと笑った。


アックア「話は走りながらでも出来るであろう。行くぞ」




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