過去ログ - キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 2
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(関西地方)
[saga]
2011/04/05(火) 23:27:45.47 ID:IFX5FSTFo
そして上条の口元に笑みが滲む。
その時だった。
轟々と地鳴りをあげる宮殿庭園。
騎士団長は目線を周囲に数度動かし状況の確認を開始する。
次の瞬間彼は目を疑った。
上条とキャーリサの立つ大地がせりあがり、二人をその掌に乗せて立ち上がったのは、
先程まで広間にいたシェリー=クロムウェルによるゴーレム・エリス。
彼女が先ほど告げた「裏庭でのひと暴れ」。
それは滞りなく作戦が進んでいるということの証であり、騎士団長の動きの全てが上条達の掌から出てはいないということの表れだった。
騎士団長「それでどうするつもりだ。逃げ場などないぞ」
二人を追おうとする騎士団長。
だが
アックア「どこへ行こうと言うのであるか」
アックアがアスカロンを振りかぶり、騎士団長の全身を打ち砕くべく轟音を鳴らして叩きつけた。
キャーリサ「馬鹿者め。お前がウィリアムの相手をするのではないし」
頭上高くより配下を見下ろす悪の女王のような顔つきで、キャーリサはサディステックに笑みを浮かべる。
そして周囲の兵士たちになど目もくれず、アックアは真正面に騎士団長を捉えて言い放つ。
アックア「私が貴様の相手をしてやるのである」
無口な傭兵の、珍しく饒舌な布告であった。
騎士団長「……奴らを追え」
アックアとの戦いを避けることが出来ないと踏んだ騎士団長の一言で、兵士たちは咆哮をあげながらエリスに向かって突撃をする。
樹齢千年を超える大木の丸太の如き腕で襲い来る兵士たちを薙ぎ払うも、キリなく攻撃を繰り返してくる。
頑強で再生可能なエリスと言えど転ばされれば上条とキャーリサは振り落とされ囚われる。
キャーリサ「ではそろそろ次へ移るとしよーか、とーま」
上条「ああ……建宮ッッッ!! アニェーゼッッッ!!!!!!!」
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