49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/04/01(金) 22:02:24.40 ID:fEp2Uk9j0
ありがとう、と、ごめんね、かぁと私は思う。
どんな気持ちがこもってるのかなんて私にはわからない。
思いは言葉を超えられない時がたまにあるから、
私が澪の気持ちをわからなくても不思議ではないけど。
今はどうにかして、それを知りたいと思った。
謝ったからしていいってもんじゃないけどさ、
可能性があると確信してから行動をした私には、素直に澪はすごいと思えた。
怖がりで、泣き虫の澪じゃない澪も全然、大好きだ。
「澪」
「ん?」
「そっちへ行ってもいいか?」
お互いのいろんな側面を知っていって、少し驚いたり、戸惑ったりしながら
このまま2人で居られる2人でいよう。
変わっていくけど、変わらないでいよう。
「当たり前だろ」
うん、ほら、大丈夫だ。
だって、顔を赤くして微笑む澪の顔、私はすごく嬉しい。
もういろんなこと気にしなくていいんだ。
ずっと澪の手を固定するだけだった手をギュっと握り締めたら、澪もそれに答えるように握り返してきた。
顔をゆっくり近づけてみる。
「りつ」
「な、なに?」
「ずっと大好きだ」
心が、震えるね。
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