48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/04/01(金) 21:55:34.10 ID:fEp2Uk9j0
「正直、告白を澪が断るとき、いつも嬉しかったんだ。『私の澪のままなんだな』って」
「きっと、私が自分の気持ちを隠していれば、ずっと2人のままでいられるんだって思ったし、この気持ちをいったことで2人の関係は壊れちゃうんだって、・・・・そう思ってた」
「そ、そんなこと・・・・ないに決まってるだろ・・・・」
「ん。そうかも。でも、隠し続けても、いつか澪は他の誰かと一緒になるかもとも、思ってた」
あぁ、・・・・・・汚いな、汚い心だな。他人に、澪でさえ、自分の心をさらけ出すってこんなに怖いのか。
「・・・・」
でも、今言わないと、私は一生自分にひきこもりそうだ。
「たぶんさ、きっと違うんだ。私、そういう風に思う自分がすんごいいやだし、そういうのはきっとただの思い込みなんだ。決め付けちゃダメなんだ」
「周りがどうとか、澪がどう思うかとか、そういうことじゃなくて」
「まず自分で自分の気持ちに向き合わなきゃ、澪と一緒に居るにしても、いつか澪と離れることになったとしても、私に出口はないんだって、そう思った、いや、きっとそう思ってた、ほんとはわかってた」
「まぁ、・・・・まさか澪からキっ、キスされるとは思ってなかったんだけど・・・///」
「そっ、それは・・・・あ、あやまっただろ!!!////」
「いや、あやまったからってしていいことと悪いことがあると思うけど・・・」
「・・・・うっ///」
「えっと・・・・まぁ・・・その、だから、1度しか言えないし、すんごい緊張してるから声は震えるかもしれないんだけど」
「う、うん」
「言わせてほしいんだ」
澪ともっと近づきたいから、澪が傍で笑うとうれしいから
「澪が大好きなんだ。他の誰にも渡したくない」
「・・・・りつ」
「・・・・ん?」
「・・・・ありがとう、いままでごめんね」
「・・・・・うん」
84Res/62.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。