116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/17(日) 01:28:58.75 ID:cfQjJEan0
浜面「…………」
自分の顔が気になった。
どんな表情をしているのだろうか。聞きたくはないと言ったが、予想なんてするまでも無く彼らは死んだのであろう。
今、自分は彼ら(もしくは彼女ら)を哀れんでいるのだろうか、同情しているのだろうか。
死体なんて散々見てきた。
スキルアウトで暴れまわっていた時に、そんな物の事は山ほど知っている。
簡単な問題じゃない。頭で考えて分かるようなもんじゃない。
何かは分からないが心に異物のような物が発生した気分だ。
そっと、顔を洗面台の鏡に映す。
そこに映った己の顔に対して、自嘲の言葉を心の中で毒づいてやった。
浜面(ったく。らしくねえ)
浜面「……居続けなければ、な」
目の前に居るもう一人の自分に向かって一生懸命やった証明を否定するように、言った。
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