15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]
2011/04/03(日) 00:36:38.71 ID:6JI1HSi00
浜面 「認められるわけねぇだろ。いまさらスキルアウトが弱い奴らに手を差し出しても握り返してくれるわけがねぇよ」
自分より強い人間によって救われたことのない彼には、認められるだの立場が変わるだの意味が正しく判断できない。
浜面が纏っていた幻想は殺されていない。瀕死になっただけで、復活する可能性も大いにありえる。最初より捻じ曲がった形で。
しかし、浜面とは全く違う無能力者の少年は最後にこう言った。
『そんなつまんねえ幻想なんか自分でどうにかしやがれ』
少年は幻想を殺してはくれなかった。あくまでも、自分の力で何とかするようにきっかけを与えてくれただけ。だから浜面は悩む、少年の言葉を知ろうと。
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