過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/05/03(火) 23:17:19.12 ID:L8BkbZIGo
一方通行「おいおい、もうそういう伝説だのの類はよォ……」

ハルピュイア「光る十の武具はただの武器ではない。
        超能力者と最大限の同調を行うため、使い手の能力がそのまま納められた、いわば英雄の意思を受け継ぐ武器だ。
         そして我ら四天王は、この光る十の武具を一人一つずつ所有し、任務にあたっている……
         すなわち、俺たちは確固たる英雄の御名の元にイレギュラーどもの始末を行っているのだ」

 そう言い終わると、ハルピュイアは勢いよく宙に飛翔した。
 同時に掲げられたソニックブレードに光が集まり、巨大な雷のエネルギーとして周囲の磁場に影響を与え始める。

ハルピュイア「ソニックブレードに納められた能力は、『超電磁砲』。
        電撃使い系最強を誇った、学園都市第三位の能力だ……!!」

 一瞬、低く天が唸るような音を上げたかと思うと、一筋の雷光がソニックブレードへ流れ落ちた。

一方通行「……ぎゃっは」

 ビリビリと肌に迫る電磁波の威圧を感じながら、一方通行は不思議にも口元を緩めずにいられなかった。
 なるほど、確かにこれはかつての英雄の存在を証明するものたりえるのだろう。
 
 この感覚を、以前確かに自分は感じたことがある。
 もっともその時は認識することすらなくはじき返した感覚だが、それでも実際に観測したことには変わりない。

 ―― そして今回も。
 変わらず、真正面からはじき返してやるだけだ。

ハルピュイア「幻想殺し様に逆らった罪……己が身で償え!!」

 ハルピュイアが叫ぶとともに、激しく帯電した剣が幾度となく振り抜かれ、
 そこから端を発した衝撃波が何重にも重なり、一方通行に飛びかかる。
 
一方通行「……来いよ、『出来そこないの乱造品』」

 一方通行は懐かしい威力を受け止めようと、そのか細い腕を伸ばした。


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