過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/05/03(火) 23:21:37.09 ID:L8BkbZIGo
一方通行「逃がすかよ!!」

 間一髪、間接的な自傷を避けたハルピュイアの目の前に、数メートルは離れていたはずの一方通行が現れる。
 とっさに胸の上に重ねたソニックブレードに正面から拳が叩きつけられた。
 致命的なダメージは何とか避けたものの、その衝撃で砂煙をあげながら後ずさざるを得ない。

ハルピュイア「はぁ、はぁ……」

 それまで全く攻撃の手を休めることのなかったハルピュイアは息を整えるかのように、
この時初めて一方通行から大きく距離をとった。

 
 ――まさか、本当に?
 ハルピュイアはこれまでの戦況を冷静に鑑みて、これまで必死に避け続けていた結論を選択せずにいられなかった。

 四天王とは数多のネオ・アルカディアのミュートスレプリロイドを束ね、英雄の魂を受け継ぎ、幻想殺しとともに人間たちを守り導く存在。

 そしてその中でも賢将ハルピュイアと言えば、『翠緑の斬撃』とも称される四天王のリーダー。
 その自分が、決して敗北を許されることのない自分が、まるで赤子同然の扱いを受けるとは。

 

 ――本当にこの男は、あの『白き英雄』その人だとでも言うのか? 



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