過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/04/05(火) 01:49:31.60 ID:2cQgefoQo
一方通行「なっ!?」

ゴーレム「…………」
 
 一方通行からの攻撃にまったくひるむことなく、ゴーレムは前頭部の経口にエネルギーを集中させていく。
 ブウウゥゥンッと低い音が漏れたかと思うと、極太の光線が一方通行を襲った。

一方通行「チィッ……!!」

 間一髪光線の魔の手から逃れた一方通行は、すぐさまその動きを目で追った。
 光線は先ほどまで一方通行のいた直線上に底の見えない溝を作りながら、ゆっくりと壁を伝い天井まで這っていく。
 不覚にも、その意味に気がついたのは光線が消えるのを見届けてからだった。
 一方通行は次に、崩れ落ちる天井の砕片を必死で避けねばならなかった。

シエル「一方通行ーッ!!」

 派手な音を立て、コンクリートの塊が一方通行を襲う。
 
一方通行「……ったく、退屈させてくれねェなァ」

 砂煙の中から、一方通行は真っ白い顔をのぞかせた。
 表情こそ全く変化がないが、現在の状況が窮地であることは誰の目にも明らかだ。


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