過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/05/15(日) 23:47:44.63 ID:OoUvRdJro
 また、ハルピュイアはあの時自身に突き刺さった言葉を反芻する。
 

   『つまりはアレだ、オマエらは英雄英雄と俺のことを祭り上げて、
    いたンだかいなかったンだかもはっきりしねェよォな虎の威を借って、弱者を食い潰してやがる狐どもってェわけだ。

    ……すました顔して良くやるぜェ』


 今の自分の迷いは、本当に自分が幻想殺しのいる高みに到達できぬことから生じる齟齬なのだろうか?
 いやむしろ――と、反対の結論に達しかけて、ハルピュイアは自分が急ぎの身であることを思い出し、頭を振った。


ハルピュイア「…………」

 空を見上げ、主人に想いを馳せる。
 しかし浮かび上がった黒髪の英雄はすぐさま別の姿に置き換わった。
 
ファーブニル「なぁーに辛気臭い面してんだ、ハルピュイア?」

 それは真っ赤なボディの思慮の足りない同僚のものだった。



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