過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/04/05(火) 02:06:25.52 ID:2cQgefoQo
 まず狙いを定めたのは、頑なに少女を拘束するその右腕だった。
 ひと踏切で一瞬の内に間合いを詰めると、躊躇なくその拳でゴーレムの肩をひねりつぶした。
 
ゴーレム「グオオオオオオオオォォォォォォッ!!!」
 
一方通行「おォおォ、いっちょ前に苦しンでやがンのか?」

 無理やりに肩口から引きちぎり、その腕ごとシエルを抱えて一方通行は一旦距離を置いた。
 もう何も気にすることはない。最後の仕上げを残すのみだ。
 
シエル「こ、これが……『学園都市第一位』の力……?」
 
一方通行「……さァな、俺にもよくわかんねェ」

 突き出した一方通行の右手がグッと握られると、ゴーレムの体が音を立てて崩壊した。


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