過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:28:58.21 ID:qUlQrufGo
シエル「二人とも遅いわね……一体どこまで行ったのかしら」
手慰みにスプーンでコーヒーをかき混ぜながら、シエルは頬杖をついてつぶやいた。
テーブルの上にはアルエットのためのE缶が一つ、そしてシエルと一方通行のためのコーヒーが二つ置かれていた。
二つといってもその中身はずいぶんと違い、まったくコーヒーのことを知らないレプリロイドが見たら、
この二種類の液体が同じ名前のものであるとはとても思えないだろう。
奥の一方通行のものは本来の澄んだ黒色であるが、シエルの目の前のものはミルクによって茶色く変化してしまっている。
シエル(これでも、少し量を減らしたのだけれど……)
そう思いながら、手を止め液体の底をのぞく。
シエル「うん、とってもいい香り。でも……」
シエル(やっぱり内緒でもう少しミルクとお砂糖を足しちゃおうかしら……
……ダメよ、そんなんじゃ一方通行に笑われちゃうわ)
16012号(……やはり、生きている人間たちというのは見ていて楽しいですね)
椅子から中腰で立ち上がり、何やら難しい顔をしながらうつむくシエルを16012号はじっと観察する。
そして、『16012号』ではない自分の名前が決まる日は本当に来るのだろうか、と数時間前のことに思いを馳せた。
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