過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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211:1 ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/06/18(土) 19:54:33.20 ID:xxYagLV70
ミサカ「やたらとミサカの美的感覚から外れた名をつけられても困りますから……
    ミサカはこの『ミサカ』という名を大事にしていきますと、ミサカはその贈り主であるあなたに宣言します」

アルエット「……うん!! よろしくね、ミサカさん!!」

シエル「いい名前が決まったみたいね、アルエット」

 現れたのは、すでに幾杯目かに入ったコーヒーを淹れていたシエルだった。

アルエット「あ、シエルお姉ちゃん!!」

 それに気づき、アルエットがパタパタと足元へと駆け寄る。

シエル「ふふ、ぴったりなとってもいい名前でとってもよかったわね、ミサカ。
    百年前の英雄の一人……御坂美琴は今でも理想の女性像として憧れられている人物ですもの」

アルエット「えへへ、なんだか照れちゃうなぁ」

ミサカ「……ほめられたのはあなたではなくミサカの名前ですが、とミサカは冷静に事実を述べます」


一方通行「……理想の女性像ねェ」

 あれが本当にそうなのか、と先日出会ったあの少女の姿を思い浮かべる。
 確かに目鼻立ちは整っていたようだが、どう見てもまだ子供であったはずだ。
 自分が盲目的に英雄などと呼ばれていたように、後世には都合のいい部分ばかり伝わっていくのかもしれない、と一方通行は二口目を口元へと運ぶ。
 
 若干ながら、香ばしい風味の薄れを感じずにはいられなかった。



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