過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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212:1 ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/06/18(土) 19:57:57.62 ID:xxYagLV70
アルエット「あ、そうか……この子の名前が『ミサカ』さんになったってこと、セルヴォさんやみんなに教えなきゃいけないよね、あくせられーた」

 サイバーエルフの名前も決定し、一段落ついていたころ。
 相も変わらず続いていた一方的な会話をとたんに切り上げ、はっとしたような調子でアルエットがつぶやいた。

一方通行「……はァ?」

 そこでなぜ自分の名前が呼ばれるのだろうかと、一方通行は背中を這い寄るように襲ういやな感覚を察知した。
 それから逃れるために、懸命に残ったコーヒーを喉へ流し込もうとする。
 だが数秒後、勢いよくカップをテーブルへろ叩きつけようとした瞬間、何か温かいものが彼の右腕をつかんだ。

 それは紛れもなく、力強く握られたアルエットの小さな手であった。

アルエット「……いこ、あくせられーた!!」

 やはり、子供の世話というものは体力を消耗する。
 眩しいばかりのアルエットの笑顔を見て、一方通行は蓄えたはずのエネルギーが急速に消費されていくのを感じていた。



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