過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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252: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:32:52.81 ID:6+765j9Po
 太く節くれ立った拳と、真っ白の骨張った拳がまさにぶつかろうとした刹那。

一方通行「……!!」

 一方通行の腕に、奇妙な感覚が起こった。

 そもそも彼にとって、感覚とは観測の結果に等しい。
 皮膚に接触したあらゆるものは彼の観測によってその正確なところを把握され、多くのものは演算の必要すらなく反射されていく。
 その反射されたという結果こそ、彼の皮膚に残る感覚なのだ。

 だがそれはまさしく、奇妙な感覚というほかに表現の方法がないものだった。
 何しろ、まず前提となる観測が全くうまくいかないのだ。
 
 敵の拳からのあふれんばかりのエネルギーを認知することはできる。
 しかしその正体がいったい何なのか、皆目見当がつかない。
 
 そして放たれたエネルギーはみるみるうちに増大していき――


ファーブニル「すごい……パーンチ!!!!」


 ――二つの拳の間で壮絶な爆発を起こした。


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