過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/04/09(土) 22:21:27.64 ID:VvKr18PPo
『……ここ、は?』

 光の届かない意識の底で、一方通行はおぼろげに目を覚ました。
 自分が立っているのか、座っているのか、それとも寝ているのかもわからない。
 とにかく何か行動をしなければ、と動き出そうとしたとき、目の前にぼんやりと明かりが灯った。
 みるみるうちに明かりは大きくなり、ついに人の形をなす。
 先ほども出会った、あの少女の形に。
 
 
『……えへへ、さっきは助けてくれてどうもありがとう、ってミサカはミサカは感謝の気持ちを示してみる!!』

『また……オマエか』

『やっぱりあなたってすごいんだね、あっという間にあんな大きいのを……』

『おい』

 ピシャリと少女の話を遮り、一方通行は自分の疑問をぶつけようとしていた。
 彼女は確かに一方通行の大切な存在だ。
 命をかけ、自分がどうなろうとも失いたくなかった、唯一の存在。
 
 しかし、そこから先が出てこない。

『……オマエは一体誰なンだァ?』


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