過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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339: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/09/29(木) 00:04:44.91 ID:gfipPGEfo
一方通行「うおォっ!!」

 能力のスイッチを入れる前に不意に腕を引かれた一方通行は体勢を崩し、思わず背中からコルボーの方へと倒れこむ。
 しかしそれを直そうとせず、そのまま憤怒の形相で彼の首根っこをつかんだ。

一方通行「おいオマエ……これ以上駄々捏ねるつもりならこの場で外に放り投げてやってもかまわねェンだぞ……!?」

コルボー「だって……こんなところに僕を一人で置いていくつもりですか!?
      
      そ、それに『正体不明』はどこに潜んでいるのかわからないんですよ!?
      一方通行さんの戦いに巻き込まれたりして、逃げられてしまうかもしれないじゃないですか!!」

 一方通行に組みかかられたまま、コルボーは押し返すように反論を並べ立てる。 

一方通行「……ふゥン」

 その抗弁を聞いて、彼は覚えず呻り声をあげた。
 前半は置いておくとしても、なるほど後半はコルボーの言う通りではある。
 幻想殺しの目的が分からない今、『正体不明』は出来れば生け捕りにしておきたいのは確かだ。



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