過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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349: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/09/29(木) 00:13:26.42 ID:gfipPGEfo
 ――同じころ、海底の学校から少し離れた岩陰。

コルボー「暇だなぁ……」

 一人になると、急にあの窮屈さが恋しくなってしまうものだ。
 存外広がった潜水艇の中の空間で、コルボーは手慰みにエンジンの入っていない舵をいじりながら、
するべきこともなく、ただただ怠惰に時を過ごしていた。

コルボー「まったく、一方通行さんったら結局一人で行っちゃって……
      またされる身にもなってほしいよなぁ。
     
      ……ん? 待てよ……」

 冷静になって考えてみれば、現在例の学校にはほとんど敵がいない。
 もしいたとしても、きっと一方通行が自慢の超能力で何とかしてくれるはずである。

 ひょっとして、これはチャンスなんじゃないか?

 そう考え、コルボーが本当に舵を学校へと取ってしまうまでに、そう時間はかからなかった。
 目指すは、『正体不明』の捕獲。

コルボー「これで僕がミッションを成功させれば、もっとコルボーチームに予算を割いてもらえるかも……!!」

 ムフフ、と気味の悪い声を上げながら、コルボー一人を乗せた潜水艇は学校へと進路をとり、ノコノコと海中を進んでいく。
 
 ――しかしこの行動が予想外の展開をもたらすとは、このとき彼は予想だにしていなかった。



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