過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/04/09(土) 22:37:09.31 ID:VvKr18PPo
セルヴォ「おっと、まだ動いてはいけない。すぐにプラグを外そう」

 すぐさま立ち上がろうとする一方通行を見て、初老の男が慌てて制止する。
 男がコンピュータを操作すると、無数のコードたちが意思をもったように動き、ゆっくりと一方通行の体から外れていった。

セルヴォ「どうだね体の調子は、問題なく動けそうかい?」

一方通行「ああ……」
 
セルヴォ「私の名前はセルヴォ。このベースで技術者をやっている。
      レジスタンスのメンバーは皆私が調整をしているんだがね。
      君のような伝説のレプリロイドを扱えるなんて、技術者冥利に尽きるよ。
     
      しかし、転送されてきたと思ったら意識を失っていたのには驚いたが、
      もっと驚いたのはそのボディの軽さだねぇ。
      5人ほどで運ぼうとしたんだが、私一人でも……」

シエル「あの、セルヴォ? そろそろ……」

セルヴォ「……ん? ああ、いかんいかん、また始めてしまうところだった」

 もうセルヴォったら、とシエルに言われ、セルヴォは大げさに笑った。
 どうやらこの男の癖はつまらない長話のようだ。
 しかし、
 
セルヴォ「それじゃ、私はそろそろ自分の部屋に戻ろう」

 と言い終えた次の瞬間のセルヴォは、打って変わって真剣な顔つきになった。

セルヴォ「……これからよろしく頼むよ、一方通行」

 その言葉の重みを一方通行が理解するのはこの時より少し後のことである。


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