過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/04/25(月) 00:54:32.69 ID:5e/kp7tuo
 その後、一方通行は自分の中に打ち止めがまだ生きていることを二人に話した。
 二人とも信じられないという風だったが、一方通行がそんな嘘をつくとも思わなかったのだろう。
 一様にほっとしたような顔を見せた。
 
 しかしそれは、一方通行にますます人間とレプリロイドとの間の境界を分らなくさせていた。
 シエルもアルエットも同じように笑い、同じように悲しむ。
 一方通行にとって、アルエットをレプリロイドたらしめているものは、自分がそれを知っていると言うことだけだった。
 
 ――人間とレプリロイドとの違いは、差は、何故生まれるのか?
 
 奇しくもこの時一方通行の中には、シエルの想いにつながる考えが芽生え始めていた。
 

 

アルエット「あくせられーた、シエルお姉ちゃん、お休みなさーい!!」

 閑話休題、おそらく老人たちの酒宴も既に終わったのだろう。
 静かな廊下に、アルエットの走る音が山彦のように響いた。


一方通行「世話になっちまったなァ」

シエル「ううん、あなたに世話になるのは私達だもの……
    それに皆あなたが味方についてくれて、本当にうれしいのよ。
    もちろん、私もね。
    
    だから、レジスタンスの皆のこと、悪く思わないでね……?」
    
一方通行「……考えといてやるよ」


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