過去ログ - とある上条家の日常
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62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/04/08(金) 07:29:19.28 ID:7mjVaCXAO
ステイルがもう一度炎剣を出そうとした瞬間
オリアナ抱き抱えたまま右手で殴りかかった
何がなんだか分からなかった
とにかくオリアナを守らなきゃならなかった
ただそれだけだった

ゴッ――と鈍い音がした




当麻「はぁはぁ…はぁはぁ…」

オリアナ「と…うまくん…?」

当麻「大丈夫だ、良い医者を知ってるんだ」

当麻「そこまで行けば…」

ふっ…と何か違和感があった

なんで

当麻「か…んざき先生…」

神裂「上条当麻」

神裂「その人をこちらへ」

いつもと同じ凛とした声

当麻「なんで…」

当麻「なんでっ!?」

神裂「その女性はオリアナ=トムソン、重罪を犯した犯罪者です」

神裂「イギリス清教からの命令です」

神裂「見つけ次第殺せ、とね」

神裂「大分前から探してはいたんですが…さすが追跡封じ」

何を言ってるんだろう
犯罪者?イギリス清教?追跡封じ?

オリアナ「ふふっ…なんでバレちゃったのかしら…」

オリアナ「さてと」

そう言うと彼女は単語カードを取り出し、口にくわえ、破いた
その瞬間彼女を水色の光が包み、傷が回復していった

当麻「オ、リアナ…?」


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