過去ログ - 暁美ほむら「最後に残った道しるべ」
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37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/08(金) 23:13:04.95 ID:4+5uQgBh0
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買い物かごのカートを運ぶ役割を任されたまどかは、軍放出品ストアーの
充実した軍用品の品揃えにあっけに取られながら店内を見まわしていた。
ほむらが率先して店内を歩き、棚に並べられた武器を選んでは次から次へとまどかの運ぶ
カートの中に詰め込んでいくのだが、その量の多さといったらまさに武器庫だ。
棚にはありったけの量のマシンガン、サブマシンガン、ライフルが置かれているし、
壁一面にも同じような銃器が横向きに掛けられているのに、ほむらはまるでその中で
自分が使いやすいものを熟知しているかのように武器を選別しながら手に取ると、
まどかに手わたし、それをまどかがカートに入れていくのだが、あまりにも次から次へと
即座に武器が手渡されるので、まどかも慌てふためいている。
Mossberg M500 散弾銃を。
Valmet M78 アサルトライフル。
IMI desert Eagle ハンドガンだ。
Beretta M92 ほむらのお気に入りである。
M67 手榴弾 手榴弾はほむらの対魔女戦の常用武器である。
特に今夜は、大量の魔女も相手することになるのだからこれは欠かせない。
M18 Claymore 対人地雷 地面に突き立ててスイッチ遠隔操作するタイプの地雷だ。
そのスイッチの接触具合ももちろんチェック済みである。
とくにクレイモア地雷は、今回ほむらが構想している対ワルプルギスの夜攻略作戦に
挑むにあたって、特に重要なアイテムの一つだ。
「ほむらちゃん…それは?」
それと、ワルプルギスという大型魔女との戦闘に欠かせないのは破壊力を誇る重火器で
あることなのはいうまでもない。
「ロケットランチャーよ」
ほむらは答え、四つの発射口のあるロケットランチャーを両手で抱え持つと、
まどかに手渡した。
「魔力であなたでも使えるようにするわ」
「私…使うの!?」
思わず驚きに声が裏返る。でも、条件反射で身長近くあるそれを受け取ってしまう。
「これも」ほむらはまだまだ武器を集める。「これも」「これを」次々にまどかに渡す。
その中にはRPGと呼ばれる対戦車破壊兵器や、女子中学生が持つには
大きすぎる大型のマシンガンもある。
ほむらはそうした兵器を肩に掛けたり背中に取り付けたりして、
徐々に自らを武装させていく。
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