47: ◆YwuD4TmTPM[saga]
2011/04/17(日) 19:45:44.08 ID:ng2NqTaP0
そして、少女はゆっくりと宝珠を掲げる。奇しくも、それは先ほどのDボゥイとよく似通っていた。
一際宝珠の輝きが強くなると、彼女の姿が変化していく。
(まさか、これは――!)
48: ◆YwuD4TmTPM[saga]
2011/04/17(日) 19:46:59.08 ID:ng2NqTaP0
以上でBパート前半は終了となります。
次回は…最終回放映までには一話終わらせたいので木曜に。
49: ◆YwuD4TmTPM[sage]
2011/04/17(日) 21:02:43.22 ID:ng2NqTaP0
あと、割とどうでもいいですが「いくわよ!」って掛け声がどうしても「いくわよ〜ん(某ボロット調で)」で脳内再生されるのはどうすればいいのでしょう
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/04/18(月) 01:05:26.97 ID:j5WKSo5a0
乙です
マミさん来たぁぁぁぁぁぁぁ!!
そう言えば、エビルも来てるんだよね。
シンヤ坊もQBのエマージェンシーコールに引き寄せられて来て、
いきなりの魔法少女&テッカマンの乱戦、とかなったりして、
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)
2011/04/18(月) 01:31:46.15 ID:S7rxPfVf0
乙
そういえば魔法少女も一種のテッカマンだよね、人体改造的な意味で
52: ◆YwuD4TmTPM
2011/04/21(木) 21:37:42.08 ID:hOamhiE60
申し訳ありません、少々ペースが遅れています。
なんとか今日中には仕上げたいと思いますが、遅れたらごめんなさい
53: ◆YwuD4TmTPM
2011/04/21(木) 22:04:14.71 ID:hOamhiE60
もうもうと上がる土煙。
成長していく生物のように蠢くそれも、やがては周囲に溶けて散っていく。
周囲には、雨粒の跡のように無数の弾痕が穿たれている。だが、あれだけの数を射撃してブレードには傷一つないのは、彼女の腕が成せる技なのだろう。
直後、軽やかな音を立てて、彼女が着地した。油断なく周囲に視線を走らせている彼女に合わせ、ブレードも周囲へと感覚を馳せていると――
54: ◆YwuD4TmTPM
2011/04/21(木) 22:04:42.24 ID:hOamhiE60
「…………」
一人の少女だ。
紫を基調とした装束に身を包み、長く艶やかな黒髪が美しい。
その少女は、厳しい目つきでまどかと、その腕の中の獣――マミの話だと確かキュゥべえ、といったか――そして、ブレードを睨んでいた。
55: ◆YwuD4TmTPM
2011/04/21(木) 22:40:22.01 ID:hOamhiE60
治療といっても、彼女の治療は医療キットを使うようなそれではない。
マミがキュゥべえに手をかざすと、淡い光が漏れてみるみるうちに白い獣の傷がふさがっていく。それは、本当に魔法のようだ。
やがて全ての傷が癒えるとキュゥべえはその四本の足ですっくと立ち上がった。
『……ふぅ。ありがとうマミ。助かったよ!』
56: ◆YwuD4TmTPM
2011/04/21(木) 22:43:17.41 ID:hOamhiE60
「え、え!? なんであたし達の名前知ってるの? ていうかあの化け物って何? なんかDボゥイさんは変身するしこっちの人は魔法少女とかなっちゃうしっ!!」
「ええと、落ち着いてね? 一つ一つ説明していくから」
鼻息荒く詰め寄るさやかをステイステイと落ち着かせながら、マミは続けた。
57: ◆YwuD4TmTPM
2011/04/21(木) 23:03:51.09 ID:hOamhiE60
「魔女と使い魔。そして……魔法少女、か」
アキの言葉に、Dボゥイは無言を返す。
あの後、少女たち三人を家まで送り届けた二人は、夜の見滝原を歩いていた。
1002Res/570.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。