過去ログ - シークレットゲーム -INDEX- (とある魔術の禁書目録)
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シークレットゲーム -INDEX-
[saga sage]
2011/04/09(土) 19:54:49.31 ID:qeuXNeZU0
「う……何だ……」
最初に目覚めた時、上条当麻は夢を見ていたように感じた。
上条は後頭部辺りを押さえながら起き上がる。
どうやらベッドに寝ていたようだ。と、上条は思いつつ、そのままベッドに腰をかける。
「ここは……どこだ?」
見慣れない場所だった。近代的なコンクリート造りの部屋なのは分かった。
学園都市に住む上条は、学生寮などでこういう造りを見たことがあったからだ。
だが、部屋全体は綺麗とは言えない。
周りにある家具には埃がついており、あまり掃除されていないことが見ただけで分かる。
「くそ……誰かに襲われたのか……?」
先ほどから後頭部を押さえていた上条だが、彼は妙な痛みを感じていた。
簡単に言えば、誰かに後頭部を殴られたような感覚があったのだ。
「ということは……誘拐? まさか上条さんが誘拐されるって……ありえないですよねー」
上条はどこにでもいるような平凡な高校生だ。
そんな上条は、毎日の生活に困るぐらいお金が無かったりする。ちなみに、両親も裕福ではない。
つまり、自分が誘拐されたところで、身代金目当てではないと分かった。
「なら魔術師……神の右席みたいに俺を狙った行動か?」
しかし、先ほども思った通り、近代的なコンクリート造りの部屋に変わりはない。
魔術師は大体が科学に疎いと上条は思っているが、それは関係なしに部屋を見ていた。
やはり、ここは学園都市のどこかだと上条は思った。
「ん、なんだこれ」
ふと、上条は自分の首を触った。すると何やらひんやりとしたものが、
首のまわりを一周していた。俗に言う『首輪』がはめられていたのだ。
「どういうことなんだ? 首輪……まさか、そんな趣味の人にっ!?」
もし、そういう類の趣味の人に誘拐されたのなら、たしかに身代金目的ではない。
しかし、上条はズボンのポケットに違和感を感じた。
もしかしたら携帯か? 上条はそう思って、ズボンのポケットに手を突っ込んでみた。
携帯ならば助けを呼ぶことができるかもしれないからだ。
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