10: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/04/09(土) 20:14:26.76 ID:y4wKISZKo
ここで“また”、マミさんは死ぬの?
レーザー――
「な」
ビィーム!!!!
巨大な化け物が、マミの身体を飲み込もうとしたその瞬間、その身体に何かが当たった。
そして同時に、化け物は内部から爆発した。
「マミさん!」
強烈な爆発と煙の中で、地面にへたり込むマミの姿が見えた。
「何があったんだ? あ、待てよまどか!」
《危ないよまどか!》
さやかやキュウべえが止めるのも聞かず、まどかはマミの元に駆け寄った。
「あ、ああ……」
「マミさん」
まどかはマミの顔をそっと触る。外傷はない。
「か、鹿目さん」
まどかが触ったことで、正気を取り戻したのか、マミは虚ろな表情で彼女の苗字を呼ぶ。
「危ないところだったね」
「誰!?」
煙の向こうから人影が見える。
暁美ほむらかと思ったけれども、彼女よりもずっと大柄だ。大人の男性くらいある。
「間に会って良かったよ」ベージュのジャケットを着た男性はそう言った。
「あなたは……、イチロー?」
マミとまどかの目の前にいるのは、ユニフォームを着ていないから分かりにくかったけれども、
間違いなく米大リーグ、シアトルマリナーズの外野手、イチローその人であった。
「そうだ、キミを助けに来たんだ。鹿目まどかクン」
「どうして、私の名前を……」
「ちょっとちょっとちょっと!!」
まどかとイチローとの間に割って入るように、さやかが飛び出してきた。
「どうしてイチロー選手がこんなところに? いや、本当にイチローさん? そっくりさんじゃなくて??」
「ああ、間違いなく僕がイチローだよ」
「メジャークォリティーの?」
「え、うん……」
「さやかちゃん、落ち着いて」
まどかは興奮するさやかを宥める。
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