20:僕[sage]
2011/04/12(火) 23:47:54.62 ID:N9IQVsJAO
僕は近くにあった椅子に腰を掛ける。彼女の様子を見る限り、今日は仕事の依頼はなかったのだろう。彼女は相変わらずだらしない格好でゴロゴロしている。
祐子「少年 お腹が減ったぁ 何か作ってぇ〜」
僕は彼女が料理をしている所を見た事がない。家事全般は、大抵僕がやらされる。
21:僕[sage]
2011/04/13(水) 00:03:49.76 ID:sgZGemrAO
キッチンに着いた僕は冷蔵庫の中を確認する。冷蔵庫の中には、お酒しか入っていなかった。
「…」
ビールだけで何を作れと言うのだろう。というよりどういう生活をしているのだろうかあの人は…。
22:僕[sage]
2011/04/13(水) 00:30:51.60 ID:sgZGemrAO
近くのスーパー。この時間帯のスーパーは特売目当てでやってくる主婦達の戦場だ。大勢の主婦達がスーパーの中を徘徊している。そんな様子を眺めながら、僕は食材をカゴへと放り込んでゆく。
食材でいっぱいになったカゴを持って僕はレジへと向かう。祐子さんのお金だし自分用のお菓子でも買ってしまおうか…、なんて考えていると誰かに話し掛けられた。
誰か「あら 京君じゃないかしら」
23:>>1
2011/04/13(水) 00:31:53.10 ID:sgZGemrAO
今日は終わりです。
極力更新出来るよう頑張ります。
ファイトー オォー
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/13(水) 01:24:07.94 ID:Od275wEuo
乙
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/04/13(水) 10:27:44.91 ID:XshM6RBDO
一カ所でダラダラしないで早めに場所変えたり、人に会ったりして、静かに展開してるけど、なかなか良いよ!
26:僕[sage]
2011/04/13(水) 23:48:44.96 ID:sgZGemrAO
言ってなかったのだけれども『京』というのは僕の名前だ。中2病臭い名前だ…、なんて事は言わないで欲しい。
誰か「何を一人でブツブツ言っているのかしら キモチ悪い [ピーーー]ばいいのに」
「…」
27:僕[sage]
2011/04/14(木) 00:02:38.50 ID:WHZecgNAO
「姫子ちゃんは何をしてるの?」
姫子「気安く呼ばないでくれるかしら? 変態が移るわ」
試しに聞いてみた僕が馬鹿だった…。
28:僕[sage]
2011/04/14(木) 00:10:05.60 ID:WHZecgNAO
「姫子ちゃん 言葉の暴力って知ってる?」
姫子「そんな言葉私の辞書には載っていないわ」
うん、今から本屋さんに行ってちゃんとした辞書を買って来ようか、って言いたかったけれども口には出さない紳士な僕。決して姫子ちゃんが恐いとかそうゆう理由だったりはしない。
29:僕[sage]
2011/04/14(木) 00:18:57.04 ID:WHZecgNAO
「一緒に帰りたいのは山々なんだけど 今バイト中なんだ」
姫子「そう 私の誘いを断るなんて… 京君あなた有罪よ」
姫子ちゃんの誘いを断ると有罪。この国にそんな法律はなかったと思うのだけれども…。
30:僕[sage]
2011/04/14(木) 00:33:39.88 ID:WHZecgNAO
姫子ちゃんに散々罵られた後、僕は一刻堂へと戻った。
「祐子さん 買って来ましたよ」
祐子「遅い 餓死しちゃうと思ったじゃなーい」
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