過去ログ - ほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/13(水) 00:28:18.98 ID:6khZHjeU0

今回ほむら自身の立ち位置がかつてないポジションであるということで、
巴マミに直接忠告できるのはありがたかった。

だが、未来を見透かしたような具体的な忠告は言っても信じてもらえないだろうし、
下手に信頼を失えばまた「同じこと」になりかねないので、楽観出来ないのも事実だった。

  〜〜

ほむらが巴マミ達の魔女狩り体験コースに同行して数日が経過した。

まどか「ほむらちゃん、一緒に帰ろう!」

一緒に『体験コース』参加するってことで放課後は毎日まどかに帰りを誘われた。

この事態は巴マミと敵対しなかったから、ということなのだろうが、
そういうわけで放課後はまどか達のグループと行動を共にしている。

とはいっても、会話には参加せず、いつも一歩下がった位置で黙って付いて歩いていた。

仁美「では、私はここで失礼しますわ」

さやか「じゃあねー。また明日〜」

まどかの友人の一人である志筑仁美が彼女の家の方向に別れた後、
美樹さやかが幼馴染の見舞いに行くというので、付き合って病院に寄った。

ほむら「私はここで良いわ」

その建物の入り口で、待合室で待つというまどかにほむらは自分は外で待つと告げた。

まどかが美樹さやかと一緒に院内に入っていくのを見届けた後、
ほむらは病院の建物の外周に注意しつつ来た道を戻り、程なく『それ』を発見した。

黒々とした球体に針のようなものが突き出た装飾的な外殻の物体。
魔女の卵、グリフシードである。

来るときは見つからなかったそれは建物の外壁に刺さるようにして存在していた。

魔女が落とすものと違い、汚れを吸収しきって孵化する寸前だ。

こんな物騒なものが何故こんな場所に現れるのかは目下のところ謎である。
判っているのは、これのせいで高確率で巴マミが死ぬことだけだ。

出来ればこのまま孵化するまでほむらだけで見張って、
現れた魔女を一人で倒してしまいたいのだが、
孵化を待たずにまどか達は戻ってきてしまうだろう。



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